ヤッホー♪青い空に爽やかな風。何て気持ちいいんだろう。
「ニャーニャー!」
あ、おとうさんだ。待たせちゃったね。今、木の上でひなたぼっこしていたの。すごく心地よかったよ。
今日はとってもいいお天気なので、エイミーはおとうさんと森の中に遊びに来たよ。どこもかしこも緑だね。あ、水辺がある。涼しそう。
紫の菖蒲のお花の上でちょっと休憩。そうそう、端午の節句では菖蒲をお風呂に入れて入るんだよね。これは厄払いの意味があるんだって。あと、菖蒲の「しょうぶ」は尚武・勝負という武士道に因んだ意味が込められているんだって。形も色もシャープでクールなお花だから、男の子に合うお花だね。
五月といえば端午の節句。男の子のいるお宅では、鯉のぼりを飾ったりしているかな。鯉のぼりの鯉には、生命力の強さと、「登竜門」(難所の急流をぼることができた鯉は竜になることができるという)の故事に由来したものだそうで、子供がたくましく成長して出世してほしいという親の願いを込めたものなんだって。竜は水を司る神獣で、中国では権威の象徴。確かに、青空に向かって力強くはためくスラッとした体系の鯉のぼりは、竜のように見える!…因みに、室内で飾る武具もしくは武将の人形にも、身を守る厄払いの意味と立身出世の願いが込められているんだって。
次は藤棚にジャンプして追いかけっこ。淡い紫&ピンク&白の色をした花のウェーヴがどこまでも続いているよ。そして滝みたいに流れてる。
サワサワして気持ちいい。優しくてとても心が落ち着くお花だね。紫の藤の花は、高貴で美しい花として平安時代のころから親しまれていたんだよ。女性っぽいイメージのお花かな。着物を着た時、藤のかんざしを付けて上品に歩いてみたいなぁ。
あ、ちょっと、おとうさん、大丈夫!?気を付けて。あ…
ズボッ!あらら、ツツジの花の中に落っこちちゃった。鮮やかなピンク色をした星の形の花がいっぱい。ものすごく目が覚めるね。ツツジってすごく美しいけれど、毒性のある品種もあるんだって。中でも、レンゲツツジは毒性が強くて命にかかわるから、蜜を吸ったり食べたりしてはいけないんだって。気を付けようね。。
シロツメクサの森の中を発見。白くて丸い可愛い花がいっぱい。ミツバチさん達も甘い蜜を集めに来ているよ。幸せの四葉のクローバーはあるかな…探してみよう。あれ?おとうさんはどこ?…あ、いたいた!
あたたかい陽気と心地よいそよ風。ふあ~。何だか眠くなっちゃった。ちょっとお昼寝しようね…
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