ナカトシ産業株式会社のガラス絵の具で、ステンドグラス風アートを作ってみました。(現在、セリアでは販売されていない場合もあります。) ガラスではなく、100円ショップの透明下敷きに描いてみました。 黒・白以外の色は、乾くとクリアカラーになります。 ダイソーのガラス絵の具よりも色が濃いです。
ステンドグラス風アートを作るのに必要なもの
必要な材料
<①ガラス絵の具 ②透明下敷き ③額 ④下描き用の紙 >
必要な道具
<爪楊枝、綿棒>
※①ナカトシ産業株式会社のガラス絵の具を使いました。18mlの絵の具が2本セットで100円です。100円ショップのSeria(手芸売り場)で販売されています。
※②③B5サイズで作りました。安全面を考えて、ガラスでなくてアクリル板を使用することにしました。
ナカトシ産業株式会社のガラス絵の具
色の種類
黒ライナー(不透明)、白(不透明)、赤、濃ピンク、紫、灰ピンク、橙、黄、茶、薄橙、緑、黄緑、青、水色
絵の具の材質
合成樹脂、染料、水
プラ板の上に絵の具を出して、カラーパレットを作ってみました。黒の絵の具は線を描くこと専用なので液がかためですが、その他の色の絵の具はゆるいです。黒と白以外の色は乾くとクリアカラーになります。ダイソーのガラス絵の具と比べると、全体的に色が濃く、チューブの先が細めなので細めの線が描けます。
ステンドグラス風アートの作り方
輪郭を描く
下絵の上に透明下敷きをのせ、黒ライナーの絵の具で線をなぞります。1時間くらいで乾き始めます。均一の太さで描くのは難しくて線が歪んでしまいまいましたが、これはこれで「味」だと思うのでよしとしました。修正したい箇所は、爪楊枝や綿棒やアルコールティッシュなどで拭き取ったりするとよいです。
●氷のスイーツが入ったガラスの器を描く…こちらのイラストを下絵にしました。
絵の具を混色して塗る
ぷっくりとした状態で固まった黒い輪郭の中を、塗っていきます。混色する際は別のアクリル板などに絵の具を出して混ぜた色を塗るのでもよいのですが、ガラス絵の具はすぐに乾いてしまうので、作品上で混色しました。異なる色の絵の具を爪楊枝で均一に混ぜたり、模様をつけたりといろいろなことをしてみました。
すべての色相の絵の具を使って、ひんやりスイーツを塗ってみました!けっこう色が濃いですね。薄めに塗った方が、より透明感が出てよかったかもしれません。
背景を塗っていきました。海は、寒色系の絵の具でグラデーションを作って塗ってみました。
塗り終わった直後の状態です。時間が経つに連れ、不透明の絵の具がだんだんと透明感を帯びてきました。乾燥時間は4~6時間だそうです。
ガラス絵の具は乾くとビニールの質感になります。絵の具が乾いた後…作品に透明シートなどを重ねて剥がしたりすると、べっりっと絵の具が剥がれたりするので注意が必要です。
●ダイソーのガラス絵の具でステンドグラス風アート「青い海」…ダイソーのガラスの絵の具
●グラスデコのガラス絵の具でステンドグラス風アート「ハーバリウムのガラスの瓶」…ヤマト株式会社ののガラス絵の具
●グラスデコでクリアカラーシールを作る…ヤマト株式会社のグラスデコの絵の具