ボーカロイドの初音ミクの顔を描いてみました。ミクちゃんは青緑のツインテールに青緑の瞳が特徴の16歳の女の子です。マンガ・アニメ調のキャラクターにリアリティーをもたせ、より立体的に、3DCGにしたような感じをコンセプトに描いてみました。使用ソフトは、photoshopと clipstudioです。
キャラクターの顔を描く手順
大まかにアタリをとる
下からカメラで写した状態…あおり気味の顔を描いていきます。キャラクターのポーズと構図を決め、大雑把に面で塗っていきます。鼻(顔の中心)と口(顔の中心)それから目の位置を定めます。これは一体誰だろう?状態ですが、目・鼻・口があればまず、人の顔と認識できると思います。photoshopで描いていきました。
●人物をパースで立体的に捉える
大まかに光と陰影を描く
左上から太陽光を浴びている状態を想定してみました。光と陰影を意識して、顔や髪を塗っていきます。タッチや細部の歪みは気にせず、太めの筆ツールを使って、できるだけ大きな単位の塊を捉えて描いていきました。陰影の濃淡についてですが、ボリュームのある前髪の毛の下や首の下は一番暗くなると思い、影を濃く描いています。(本当は口の中もかなり暗いはずですね。)一方、顔の肌の丸みはなだらかなので、滑らかな陰影のグラデーションをつけています。
光と陰影を細かく描く
少し細めの筆ツールを使って、細かい単位で陰影を描いていきました。ミクちゃんっぽくなってきた気がします。鼻と口の中心より手前側は暗く、鼻と口の中心より向こう側は明るく塗ってみました。
滑らかなタッチで細部を描き込む
形状に丸みのある部分に対して、滑らかなグラデーションをつけて陰影を塗っていきました。形状の変わり目となる細部は、細い筆ツールを使って描き起こしていきました。目に輝きを入れると生気が宿りますね♪
パーツの位置関係を意識して描き込む
手前と奥の位置関係を意識した描き分けを行っていきました。これをちょっとオーバーな感じで描き分けた方が、見る人に伝わりやすい…といいますか、絵にリアリティーが出てくるかと思います。
・奥のツインテールは一番遠くにあるので、奥まって見えるように陰影のコントラストをはっきりさせない。(細部を描きすぎない。)また、光がよく当たっているので明るくする。
・手前の前髪は一番近くにあるので、飛び出して見えるように陰影にコントラストをつけて描く。描き込みを一番行う。
最後に、clipstudioのペンツールでシャープな輪郭線を入れました。絵にメリハリが生まれました。
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完成
髪の毛は、流水模様をイメージして描いてみました。
光を浴びてキラッときらめく感じも出してみました。
デジタルイラストのメイキングをまとめています。
●イラスト・絵画「天の橋を渡る(七夕の節句)」を描きました。
デジタルペイントツールについて
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