エイミーのぬりえ「四季のリース」で描いた「秋のリース」の線画に着彩をしてみました。
<用意するもの>
エイミーの「秋のリース」の線画・水彩絵の具・アクリルガッシュ(パール色)・色鉛筆・ラインストーン・グリッターのり・正方形のフォトフレーム・プラバン
※ラインストーンは100円ショップのSeriaで購入。グリッターのりはダイソーで購入。
ラインストーンを接着する
着彩する前に、ラインストーンを一つ一つボンドで接着します。ラインストーンは形状や色が定まっているので、これにある程度合わせて絵のデザインを考えたり着彩するのがよいと思います。秋のリースは、神秘的な闇夜をイメージして紫系のストーンをメインに置きました。左下に大きめの宝石を置いて、周囲に小さい宝石を散りばめることでバランスをとっています。
絵の具で人物を塗る
全体の配色を定めるのに一番よい場所である、メインのモチーフから着彩していきます。肌→髪の毛→服→箒の順番で塗りました。ラインストーンの強い輝きに絵が馴染むように、輝きをもったアクリルガッシュのパール系の絵の具(パールホワイト)を全体的に塗っています。
配色
紫色をメインにした作品にする予定です。しかし、色を単色で使うだけだと単調な作品になってしまうので、色幅を持たせて着彩していきます。キーカラー(主役の色)・サブカラー(準主役の色)・アクセントカラー(キーカラーの反対色など)のおよそ三色を設定して塗ります。今回の絵は、キーカラー:サブカラー:アクセントカラー=5:2:3くらいで塗ってみました。ラインストーンの配色も、あらかじめ全体の色調を計算した上で決めておくといいですね。
キーカラー:紫
神秘的な闇夜をイメージ。魔女をイメージして、人物に紫系の色をふんだんに使いました。
サブカラー:橙
豊穣をイメージ。熟しておいしそうな色です。ハロウィンのテーマカラーですね。
アクセントカラー:黄と金
闇夜に輝く月のイメージ。星のきらめきを表現するのに黄金色を使いました。
タッチ
ぼかしを多用して色を重ねて塗っていきました。黒い服に星のきらめきを表現するため、明度のグラデーションを使って表現しました。
絵の具で背景を塗る
配色
闇夜の紫色と、月の光の黄色を、対比的に見せた塗り方をしました。二つの要素がなじむように、星々の輝きをたくさん描いています。金色を多用して、ラインストーンと同じように角度によってキラキラ輝いて見えるようにしました。
タッチ
繊細な輝きを表現したかったので、細かくにじみとぼかしを多用した塗り方をしました。一番明るい画用紙の白を残して塗る方法で、光の輝きを表現しています。色の薄い部分から塗って、最後に濃い部分を塗りました。人物などメインの対象物は浮きだって見えるように、輪郭付近は明るくし、白い部分を残すようにしています。
細部を鉛筆で描く
髪や目、光の輝きなど、際立たせたい部分をシャープな線で描いて引き締めます。鋭利な色鉛筆を使うと描きやすいです。最後に、エイミーの輪郭を全て、濃い紫の色鉛筆でなぞりました。
グリッターのりでラメを付ける
ラインストーンと絵を馴染ませるために、ラインストーンの周囲に金のラメをつけました。また、点々を描いて輝きを散りばめたりもしました。グリッターのりは、乾くと平べったくなります。
<イラストメイキング動画>
●イラスト・絵画「10月のエイミー☆tourmaline」を描きました。
出来上がった作品をカットして、正方形の額に入れたら完成です!今回の作品はキラキラ感が強いので、色んな角度から見ると光って綺麗です。