エイミーのぬりえ「四季のリース」で描いた「春のリース」の線画に着彩をしてみました。
<用意するもの>
エイミーの「春のリース」の線画・水彩絵の具・アクリルガッシュ(パール色)・色鉛筆・ラインストーン・グリッターのり・正方形のフォトフレーム・プラバン
※ラインストーンは100円ショップのSeriaで購入。グリッターのりはダイソーで購入。
ラインストーンを接着する
着彩する前に、ラインストーンを一つ一つボンドで接着します。ラインストーンは形状や色が定まっているので、これにある程度合わせて絵のデザインを考えたり着彩するのがよいと思います。春のリースは、ピンク系のストーンを花びら状に並べました。
絵の具で人物を塗る
全体の配色を定めるのに一番よい場所である、メインのモチーフから着彩していきます。肌→髪の毛→洋服&靴の順番で塗りました。今回はラインストーンの強い輝きに絵が馴染むように、輝きをもったアクリルガッシュのパール系の絵の具(パールホワイト、パールレッド等)を絵全体に塗っています。
配色
ピンク色をメインにした作品にする予定です。しかし、色を単色で使うだけだと単調な作品になってしまうので、色幅を持たせて着彩していきます。キーカラー(主役の色)・サブカラー(準主役の色)・アクセントカラー(キーカラーの反対色など)の三色におよそ色を絞って塗っていくといいと思います。今回の絵は、全体の割合として、キーカラー:サブカラー:アクセントカラー=6:3:1くらいで塗ってみました。
キーカラー:ピンク
桜の花の色をイメージ。髪とスカートに塗りました。
サブカラー:黄色と黄緑
春の暖かい光と新緑の葉っぱをイメージしています。服と羽に塗りました。
アクセントカラー:水色
晴れた心地よい空をイメージしています。髪の毛の先と羽に塗りました。
タッチ
ほんわかとした柔らかい印象にしたかったので、にじみとぼかしを多用して塗りました。
絵の具で背景を塗る
配色
人物に使ったメインの配色を、周囲の背景にも散りばめました。急激に色を変化させるとインパクトが強くなってしまうので、色相の変化は抑え気味にしています。人物が目立つような色使いを心掛けました。
タッチ
美しい木漏れ日と色とりどりの植物をイメージして、点画とにじみを多用して塗りました。
細部を鉛筆で描く
髪や目など、際立たせたい部分をシャープな線で描いて引き締めます。鋭利な色鉛筆を使うと描きやすいです。最後に、エイミーの輪郭を全て、濃いピンクの色鉛筆でなぞりました。
グリッターのりでラメを付ける
ラインストーンと絵を馴染ませるために、ラインストーンの周囲に金のラメをつけました。所々、点々を描いて輝きを散りばめたりもしました。塗っているときは糊のジェルがもこっと飛び出していますが、乾くと平べったくなります。
<イラストメイキング動画>
●イラスト・絵画「4月のエイミー☆diamond」を描きました。
出来上がった作品をカットして、正方形の額に入れたら完成です!購入した額に付属していたガラスは取り除いて、代わりにプラバンを入れました。ラインストーンには厚みがあるので、ガラス板を重ねると額にはまりません。また、安全面を考えて、作品保護にはプラバンを使うことにしました。