羊毛フェルトで、「エイミーの白猫のおとうさん」を作ってみました。粘土で作ろうと思ったのですが、どうしても猫の柔らかいもふもふ感がほしいと思ったので、ちょっと手間の掛かる羊毛フェルトで作ることにしました。猫の全身を作る予定で、まず顔から作りました。ちょうど手のひらサイズの顔です。
猫の顔を作るのに必要なもの
用意するもの
<①羊毛フェルト(白、ピンク少々、黒少々) ②ニードル ③スポンジ ④グラスアイ(直径15㎜) ⑤はさみ>
④目は、ぬいぐるみ用の猫目パーツをネットで購入しました。自分でUVレジンで作ったパーツを使う、というのも素敵です。
猫の顔の作り方
<工作・クラフトのメイキング動画>
猫の顔のベースとなる塊を作る
白い羊毛フェルトを団子状にして、縦横無尽にニードルで刺しながら、ざっくりと丸い塊を作っていきます。羊毛フェルトは、刺せば刺すほど硬く小さくなっていきます。また、この作業時の注意点は、ニードルで指をささないようにすることです。針が指に刺さると、血が出てとっても痛いです><。専用の指サックなどもあるので、それをつけて作業すると安全です。
猫の顔の配置を決める
グラスアイを刺して、目の位置を確認しながら顔の形を作っていきます。猫の目の間隔は、瞳一個分より少し広いくらいになります。猫の目の下の鼻と顎は飛び出た形状をしているので、羊毛フェルトを追加でのせて形を作ります。鼻の塊と鼻の下の左右の塊の三つに膨らみをもたせると、猫っぽくなります。
大まかな所から作って→細部を作っていく流れが、まるでデッサンですね。
実際の猫の写真を見ながら作るのが一番いいのですが、そうはいかな場合は、色んな角度から撮った猫の写真画像を一枚の紙にまとめて印刷したものを見ながら作る、というのがいいと思います。
猫の耳を作る
単独で猫の耳を二つ作ります。耳は細かい作業を必要とするので、本体と切り離した状態で作ります。以下が順序です。
白い羊毛フェルトで薄くて平らな塊を作る
↓
三角に切って二つに分け、形を整える
↓
耳の中にピンクの羊毛フェルトを追加で加える
猫の頭に耳をつける
猫の耳は付け根の部分を折り曲げて配置し、縦にピンと立たせるとそれらしくなります。ニードルで頭と耳を一緒に刺しながら、部分的に羊毛フェルトを追加して刺していくことで接合部分をなじませることができます。また、耳の後ろ側に羊毛フェルトを追加して厚みをつけると安定します。
…個々の塊がはっきりとしてきて、だんだんと粘土細工っぽい感じになってきました。
猫の目の細部を作る
目の周りに白い羊毛フェルトを追加して、目が皮膚の中に入っている形状になるよう調整します。瞳の周りには、ピンクの羊毛フェルトを追加し、瞳の際は黒い羊毛フェルトで縁取りをしてみました。
猫の鼻と口の細部を作る
鼻や口にもほんのりピンクを加えてみました。赤みの色を入れると、生気が宿ってきますね。最後に、細部の位置調整、色調整を加えていきます。ここまでくると、絵を描く感覚で作業ができます。これで、「エイミーの白猫のおとうさん」の頭の完成です。猫の体はこの次にご紹介します。
<後編>につづく↓
●工作・クラフト「白猫のおとうさん」を作りました。<後編・体>
白猫のお面のメイキングもあります。木粉粘土で作りました↓
●工作・クラフト「お面」を作りました。
エイミー人形も作ってみました↓
●工作・クラフト「エイミー人形」を作りました。
羊毛フェルトで作ったポケモンのぬいぐるみ↓
●工作・クラフト「ポケモンのマホイップ」を作りました。