クラフトモンスターの背景のメイキングです。ポンポン族たちの住処を作ってみました。フェルトでできた花畑をイメージしたステージです。Photoshopで作画しました。現在、クラフトをモチーフにした世界観でエンターテインメントコンテンツを作ろうと考えています。実際にフェルトを使って手芸としてチューリップを作ってみることもできますが、ステージは絵でリアリティーを追及してみることにしました。デジタルでの絵作りはどうやっていくのか…ご覧ください。
<クラフトモンスターのメイキング動画>写真素材を加工画像加工ソフトのPhotoshopを使用します。メインとなるチューリップの花に、写真画像(もちろんフリー素材)を用いました。チューリップの輪郭を選択ツールでなぞり、背景と切り離します。つまり…背景を消してチューリップ単体の画像を用意します。写真素材のレタッチ写真素材は逆光で花びらが透けているのですが、不透明な質感に変えたいので、画像修正を行います。左上から光が当たっている状態を想定して、ブラシツールで花びらを描き込みます。右下に陰影がつくように描いています。時にはスタンプツールで周囲の花びらの質感をコピー&ペーストしながら、レタッチした部分を写真となじませていきます。素材合成で質感を変えるフェルトの柔らかくてモフモフした質感の素材画像を用意し、チューリップの花の上にのせていきます。ブラシの形状も、ふんわりしたタッチのものを選んで描いています。レイアウトを定める白いチューリップに続いて、同じ手順で赤・ピンクのチューリップも用意しました。これらの花を、ステージ画面の中にバランスよく配置して絵のレイアウトを決めます。手前の花はくっきりと見えるようにし、奥の花はぼやけて見えるようにしました。細部のクオリティーアップチューリップの葉も、フェルトの質感にした画像を作成して、合成してみました。葉も加えると、密度が出て自然な感じになりました。奥の花は色味を調整して、色幅を増やしました。より生き生きとした画面になってきたかと思います。見栄えよくまとめる花畑全体に柔らかな陽の光が当たって輝いているように見えるように、全体的に優しくふんわりした白色のタッチを入れました。完成です。心地よくて幸せな気分を感じてもらえたら嬉しいです。ここに色々なクラフトモンスターたちが隠れています。さて、どんな出会いがあるかな?
アニメーションをつける現在、チューリップの花にUnityでアニメーションをつけています。花が一本一本ゆらゆら揺れるようにしました。ここでモンスターたちも動く予定です。