ひな祭りに飾れるかわいい雛人形です。うさぎのお雛様を紙粘土で作りました。絵の具で着彩してニスを塗り、ラインストーンで飾りを付けました。
お雛様を作るのに必要なもの
用意するもの
<①紙粘土 ②箱 ③画用紙 ④折り紙 ⑤ビーズ ⑥デコシールやラインストーン ⑦粘土ベラ ⑧爪楊枝 ⑨ピンセット ⑩マジック ⑪絵の具 ⑫ボンド ⑬ニス ⑭綿>
※①箱は、中にお雛様を入れて蓋は台として使うことを想定して選びました。こちらは100円ショップで入手。
※②安定感がほしかったので、軽量粘土ではなくて重い紙粘土で作成しました。
※⑥デコシールも、100円ショップで様々な種類のものが入手できます。
お雛様の作り方
箱のサイズに合わせて、屏風を作成します。画用紙を2つに折り、端をマジックで黒く塗ってから模様のある折り紙を貼ります。金屏風にするとお雛様が映り込んで綺麗です。お雛様の床に敷くものも、画用紙で作るとよいと思います。
粘土で人形を作成します。
1、二つの丸い塊をくっつけて、雪だるまの形状(頭のパーツと胴体のパーツ)を作成。
2、頭のパーツのからウサギの耳を引っ張り出して形状を整える。
3、胴体のパーツに着物のパーツを巻き付ける。
4、目の部分にビーズを埋め込み、頭飾りや笏&扇を作成して付ける。
幸せいっぱいの仲良しお雛様を作ってみて下さい。
粘土が乾いたら、絵具で着彩します。着物は春らしいあたたかい色合いにしました。男雛の頭には烏帽子の代わりに橘の実を、女雛には冠の代わりに桜の花を置いてみました。橘と桜ですが、「左近の桜・右近の橘」(お雛様側から見て)というように、お雛様に向かて右側に桜、左側に橘を配置するのが正しいようです。
ニスを塗ってから、デコシールやラインストーンを貼ります。デコシールやラインストーンは、上からニスで塗ると輝きがなくなってしまうので気を付けて下さい。小さいものはピンセットでつまんで、ボンドで付けましょう。要所要所において、ポイントでキラッとさせると綺麗です。
お雛様の配置ですが、古式(関西風)では、向かって右側に男雛、左側に女雛を置くそうです。関東ではその反対に置くように変化したといいます。今回は橘と桜の配置に合わせて、お雛様は関東風に配置してみました。
小さいお雛様がちょこんと並んでいる可愛さ重視に作りましたが、お雛様の他にも、雪洞とか菱餅も作って飾るといいですね。余力があれば、三人官女や五人囃子も…続々と作ってみて下さい。
しまうときは、二人仲良く箱の中に入れてコンパクトに収納します。雛人形の周りにはクッション性のある綿を入れるとよいです。屏風も半分に折ってしまい込みます。季節ものなので、使わない時はお雛様をしっかり守ってあげましょう。
本格的に造形したい方は、樹脂粘土を使用するとよいです。樹脂粘土は細かいパーツを造形しやすく丈夫なので、スイーツデコやミニチュアの小物やアクセサリー等によく使われています。
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小さいお子さんですと、何度でも造形可能な粘土がよいかもしれませんね。シリコン粘土というものがあります。以下の粘土はシリコン素材でできていて乾いても固まりませんが、焼けば固まるといった優れものです。色はあらかじめ着色されていて、発色が鮮やかで綺麗です。
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石粉粘土で作ったお弁当のメイキングです↓
樹脂風粘土で作った人形のメイキングです↓