木粉粘土を使って、きのこ型のドールハウスを作成してみました。ドーム状の屋根半分は、取り外しが可能です。シルバニアファミリーの人形で遊べるサイズで作ってみました。人形や家具や小物は、また別にオリジナルのものを作成していきます。
ドールハウスを作るのに必要なもの
用意するもの
<①木粉粘土 ②ファスナーテープ ③プラ板 ④発泡スチロールの板 ⑤厚紙 ⑥アクリルガッシュ ⑦グリッターのり ⑧ニス ⑨ハサミ>
①100円ショップのダイソーで購入しました。20個くらい使いました。
木粉粘土は滑らかくて伸びがいいので扱いやすいです。ヒビも入りにくいです。形成した粘土に水を付けて何度も擦ると、表面がツルツルしてきて綺麗になります。乾燥した後は、紙粘土よりも軽くて割れにくいのが特徴です。
ドールハウスの作り方
<工作・クラフトのメイキング動画>
ハウスの支柱を作る
きのこハウスの骨格となるベースを作成します。発泡スチロールの板を円形に切って中をくり抜いて、家の床部分を作成します。直径30cmくらいのサイズで作りました。また、厚紙で、きのこの支柱を作成しました。
床と壁を粘土で形成する
ベースの部分に木粉粘土を貼り付けて、厚みをつけていきます。粘土に水をつけて何度も擦りながら形成すると、表面が滑らかになります。水を入れたバケツが必須です。
屋根の骨組みを張る
きのこハウスの球状の屋根を作成します。厚紙で屋根の骨格となる曲面を作り、そこに粘土を貼っていきます。傘の骨組みを作ってから布を張る、といった感じです。まず、屋根の半分を作ります。
屋根に窓を付ける
円型に切ったプラ板を窓にします。粘土が柔らかいうちに屋根の面をくり抜いて、窓を差し込みます。プラ板をしっかり粘土で固定しながら屋根の形状を綺麗に整えます。表も裏も表面を滑らかにしていきます。
粘土で屋根を作る
屋根の半分ができたら、もう半分の屋根も作成します。ほぼ形状が整って粘土がある程度固まったところで、ハサミで屋根を半分に切ります。屋根を切り外したら、外した方の屋根の形状を整えます。
屋根は取り外しと固定ができるように、屋根の下の部分の二か所にファスナーテープをつけました。
きのこハウスの支柱とドーム状の部屋をボンドと粘土でくっつけたら形状の完成です。これで粘土の作業は終了です。
ドールハウスを絵の具で着彩する
発色のよいアクリルガッシュで着彩していきます。赤→オレンジ→黄色と、グラデーションになるように塗っていきました。着彩後、グリッターのりで窓をキラキラに縁取ったりしました。最後にニスを塗って完成です。
屋根半分をとった状態です。支柱部分は玄関であり、部屋にもなっているのがポイントです。まるで…こえだちゃんの木のおうちのようですね。これから、内装の作成に入ります。「エイミーのアトリエ部屋」になる予定です。家具や小物、人形などをこれからどんどん作成していきます!
ちなみに、中にライトを入れてみると暗闇で綺麗に光ります。室内で光らせると、部屋の天井や壁に窓の円い光が映って綺麗です♪プラネタリウムの装置みたいですね。
きのこハウスの室内に置く家具や小物のメイキングです↓
樹脂風粘土で作ったエイミー人形のメイキングです↓