石粉粘土を使って造形し、絵の具で着彩を施してリアルなお弁当を作ってみました。本物そっくりのサンドイッチやスパゲッティー、ミートボール、ウインナーの詰め合わせです。
お弁当を作るのに必要なもの
用意するもの
<①石粉粘土 ②弁当箱 ③弁当カップ ④弁当ピック ⑤粘土ベラ ⑥爪楊枝 ⑦絵の具 ⑧ニス>
※①「デビクレイ 手芸用造形粘土」を使用しました。乾いた時も重さがあります。「ふわふわかるーんかるい紙粘土」でも作成してみたところ、こちらの粘土は軽さはありますが、乾いた時に物が一回り小さくなります。
お弁当の作り方
用意したお弁当箱に入るサイズで、食べ物を形成します。様々な形・色・質感をもった食材を詰め込んだお弁当をイメージして作りましょう。細かい形状は爪楊枝で調整します。水をつけてよく撫でて、粘土に亀裂が入らないように造形していきます。
お弁当箱にできたバーツを入れて、大きさ、全体のバランスを確認してみましょう。
トマトの表面はつるっとさせ、ミートボールはでこぼこした感じを出しました。ポテトは断面のシャープさを強調しました。全部できたら粘土のパーツを並べてしっかり乾かします。丸一日経てば完全に固まります。
スパゲッティーはソースのベトベト感が欲しかったので、ボンドを麺全体に塗って乾かしてみました。パーツがが乾いたら絵具で色を塗ります。
色むらがいい具合に食物っぽさを出しているかなと思います。本物と見まがうようなリアルさを追求してみてください。
粘土用のニスを塗ります。トマトやミートボールなど光沢感やとろみのある物は特に、ニスをたっぷり塗りましょう。ニスを塗る時は、くっついた時に剥がしやすいビニール製のマットを敷くとよいです。ニスが完全に乾いたら、お弁当箱に具材を詰めていきましょう♪ここが一番楽しみな作業ですね。
お友達が作成したお弁当です。おいしそうでしょう。出汁巻き卵とかおにぎりとか、いい味出していますね~。表面がでこぼこした食物は、粘土で表現するのにとても合っていますね。こんな感じで、スイーツなども粘土で作成しても面白いかもしれません。
小さいお子さんは、何度でも造形可能な粘土がよいかもしれませんね。シリコン粘土というものがあります。こちらの粘土はシリコン素材でできていて乾いても固まりませんが、焼けば固まるといった優れものです。色はあらかじめ着色されていて、発色が鮮やかで綺麗です。
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リアルなサイズだからこその面白さがありますが、粘土でミニチュアを作るのも楽しいと思います。シルバニアファミリーやリカちゃん用のミニサイズのごはんを、自分で自由に作ってみるのはいかがでしょうか。本格的に作りたい場合は、樹脂粘土を使用して細かいパーツを作成するといいです。樹脂粘土は丈夫で、スイーツデコやミニチュアの小物やアクセサリー等によく使われています。
↓こちらは自然乾燥すれば固まる粘土です。絵の具を粘土に混ぜて練り込むか表面に塗るかで着色します。
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紙粘土で作った人形のメイキングです↓