水族館をイメージした立体のオーナメントを作ってみました。奥行き感があり、角度によって見え方が変わる3D作品です。
水族館を作るのに必要なもの
用意するもの
<①厚紙A3:2枚 ②プラ版B4・厚み0.2mm以上:1枚、プラ版B4・厚み0.4mm以上:1枚 ③クリップ:2個 ④タコ糸かリリアンの糸 ⑤マスキングテープ ⑥油性マジック ⑦絵の具 ⑧両面テープ1.5cm ⑨はさみ ⑩カッター ⑪ボンド ⑫穴あけパンチ>
※①全て、100円ショップで購入できます。
※②0.2mm位の厚みの薄いもので大丈夫。
※④ほつれにくい糸がおすすめ。
水族館の作り方
厚紙に製図してカッターで切ります。
水族館の箱の内側部分に、厚み0.2mm以上のプラ版を両面テープで貼り付けます。(両面テープは厚紙からはみ出さないように!)
厚紙を折って水族館の箱を組み立てます。今回の作品はボックスアートを応用させた3Dの作品で、作品を開いたり閉じたりすることが出来るのがポイントです。
水族館の中景にあたる草むらのパーツを、厚紙で新規で作ります。
箱と草むらのパーツを一体化して固定します。片面はボンドでつけ、片面はクリップでとめるようにします。開いて立体にしたり、畳んでしまうことも可能にするためです。
箱の内側を絵の具で塗ります。中景の草むらには、プラ版で作った海藻を両面テープで貼って固定してみました。水槽のガラス面にあたるプラ版の裏側に、マジックで気泡を描くと雰囲気が出ます。
水族館の中に泳がせるパーツを、3列ほど作成します。厚み0.4mm以上のプラ版にマジックで絵を描き、はさみで切り取ります。(透明感のあるマジックと不透明のマジックを使い分けて塗ると、味が出て面白いです。)穴あけパンチでプラ版の上下に穴を空けて、それぞれ糸を通して結んで繋でげます。
箱の上部にはさみで切り込みを入れ、前後に糸を通します。結び目を作って固定します。(裏側も同様に。)
先ほど作成した連結したプラ版パーツを、バランスよく配置して糸同士を結びます。大型のパーツを吊るしたいときは、パーツに2個以上穴を開け、複数の糸で吊るすとよいです。複数あるパーツは重ならないように、できるだけ前後にずらして配置させると奥行きを感じる作品になります。
手前に飛び出た糸と一緒に、水族館のフレーム全体をマスキングテープで覆って完成です。固定しているクリップを取れば、ぺちゃんこにしてしまうことも可能です。収納に便利です。
こちらは横に広いタイプの作品です。縦に長い形状よりも、こちらの形状の方がたくさんの物を吊るすことができて、立体感をより感じやすくなります。お勧めです。