http://www.amy.tokyo/craft-3d-artステンドガラス風の立体アート作品を作ってみました。当てる光と見る角度によって様々な表情を見せるアート作品です。複数の透明の下敷き(プラバン)に直接マジックとポスカで絵を描き、厚みをもたせて配置することで作品に立体感を生み出してみました。透明感があって多重構造な感じが、ちょっとレジン風な作品でもあります。
3Dアート(シャボン玉)を作るのに必要なもの
用意するもの
<①油性マジック ②ポスカ ③透明の下敷き(プラバン) ④貼れるボード ⑤トレーシングペーパー ⑥はさみ ⑦カッター ⑧爪楊枝 ⑨マスキングテープ>
③~⑤100円ショップで購入できます。画像に載っているラインストーンは使いませんでした。
③片面がシール状になった板です。1cmほどの厚みで、カッターで切り取れます。普通のスチレンボードを使って、ボンドで糊付けするのでも大丈夫です。
3Dアート(シャボン玉)の作り方
紙に鉛筆で下描きをします。エイミーと白ねこファミリーがシャボン玉で遊んでいるシーンをイメージして描いてみました。
イラストを3層に分けることにしました。層を重ねた時の構図をチェックしながら1、2、3層ごとにイラストをトレーシングペーパーに描いていきました。
下描きの上に、丸く切った下敷き(プラバン)をのせてマジックで輪郭を描きます。(不透明色のポスカで描くべきでした…。)
輪郭を描き終わったら、プラバンをひっくり返して裏側に着彩をします。(色が混ざって汚くなってしまうのを防ぐためです。)キャラクターはポスカで着彩しました。(ポスカは擦ると色が削れてしまうので注意が必要です!)
虹色のシャボン玉を、透明感のある油性マジックで描いた後、表に返して白いポスカで光の部分を描き加えました。(細い白い線は、爪楊枝で削って表現しました。)
キャラクターの輪郭を、不透明のポスカでなぞり直しました。(油性マジックだと透明感が出てしまうので…変更しました。)
イラストを分けて描いた下敷き(プラバン)の層が完成しました。
貼れるボードを輪っか状にくり抜いて、下敷き(プラバン)の層と層の間に厚みをつけていきます。貼れるボードを2枚分貼り付けて、層と層の間に2cmくらいの厚みをつけていきました。
側面はマスキングテープで覆って完成です。
作品に光を当てると、シャボン玉の色が下の層のイラストに映って、立体的に見えます。また、ちょっと幻想的な影絵を作り出すこともできます。