色鉛筆を使って、様々な模様や質感をパターン化して表現してみました。抽象的な画像からみなさんはどんな印象を受けますか?みなさんがきっと受けるであろうイメージをそれぞれ下に言葉で記してみました。
水彩色鉛筆で描いたイメージ画
<さわやか・かるい・きよらか>
<かたい・かっちり・ぎっちり・きつい・カチコチ>
<あたたかい・やわらかい・ほんわか・のほほん>
<さわやか・なごやか・きもちいい・ゆるい・サワサワ>
<つめたい・カチコチ・ツルツル・キーン>
<あたたかい・ぬくもり・ゴツゴツ>
<すずしい・さわやか・かろやか・サァー>
<つめたい・くらい・しずんだ・ザァー>
<くらい・よどんだ・しずんだ・どんより・こわい・おそろしい・ドロドロ>
<やさしい・やわらかい・あたたかい・うれしい・しあわせ・ほんわか>
いかがでしたか?形と色とタッチの違いで、無限の表現が生まれます。
まず形。角ばった形状は固い印象になり、丸みを帯びた形状は柔らかい印象になります。
つぎは色。色には、色相・明度・彩度の三つの要素があります。
色相 …青などの寒色系の色は冷たく、赤などの暖色系はあたたかい印象を受けます。
明度 …白・黄色・ピンク・水色などは明るく、黒・紫・藍などは暗い印象を受けます。
彩度 …鮮やかな色は明るく、濁った色は暗い印象を受けます。
あとタッチ。色鉛筆のボサボサしたタッチで塗ったものは、柔らかくあたたかい印象になります。シャープな線で描いたものは、冷たい印象になります。水彩色鉛筆の場合は、色鉛筆を水で溶かすとまた違った表情が出てきます。画用紙に色がペッタッと付着するので、固い感じを表現する時によいですね。逆に、シャープな線の中に水で溶かしたタッチが入ると、柔らかな印象になります。目的に応じて様々な表現を試してみて下さい♪
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↓おすすめの水彩色鉛筆です。上のビジュアルはステッドラーの水彩色鉛筆で描きました。
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