「西洋ファンタジーのキャラクターを描く」の続編です。おとぎ話の住人達に色々な表情をつけてみました。「顔」だけでなく「手」や「体のポーズ」にも表情をつけると、より感情が伝わりやすくなると思います。喜怒哀楽だけでなく何気ない表情も、キャラクターの個性を出して描いてみました。
空想の人物の表情を描く
<The Princess> The Princess is sleepy. The Princess is crying.
キャラクターの外見をあらかじめ決めておきます。自分の顔で表情を作ったりポーズをとったっりしてみて、それを鏡に映しながら描きます。顔の筋肉の動きとそれに伴う眉の形の変形とか、実際に感じながら描く絵にリアリティーが出ます。体のパーツの中でも、手なんかは特に複雑な形状をしているので、鏡に映してしっかり見ながら描かないとなかなか表現するのが難しいです。描きにくいアングルの場合は、軽く写真に撮って画像を見ながら描くと楽です。
王女<The Princess>
The Frog Prince like the Princess. The Princess is looking in the mirror.
可憐なお姫様です。何をするにもちょっと奥ゆかしい感じが出るように描いてみました。
雪の王子<The Snow Prince>
<The Snow Prince> ”I want to be King” thinks the Snow Prince. The Snow Prince doesn’t like the Queen.
気高い王子様です。堂々とした出で立ちで描いてみました。顔の表情と手のポーズも連動させました。
女王<The Queen>
<The Queen> The Queen says. The Queen smiles. The Queen is angry.
上品でかつ威厳ある感じの女王です。同じ人物を、色んな角度から色んな表情で描いてみました。見上げ(アオリ)で描いたら威圧感が出るかと思います。俯瞰だと、何か思いを心に秘めている感じが出るかなと思います。
今回は高貴な身分の方々に登場してもらったので、みんな凜とした感じになっていますね…。トロールとかドワーフとか魔女とか架空のキャラクター達は、より表情豊かに描いてみることにしました。↓
●西洋ファンタジーのキャラクターを描く
●綺麗な女性の顔の描き方
●人物をパースで立体的に捉える
●人形をベースにして色々な角度で人物を描く
●男女の顔と体の描き分け