キラキラアートボックスは、見る角度によって絵の見え方と輝き方が変わる立体作品です。アクリルパーツを使って、涼しげで美しい海の世界を表現してみました。
キラキラアートボックスを作るのに必要なもの
用意するもの
<①木箱(透明の蓋付き) ②アクリルパーツやビーズ ③粘土 ④ボンド ⑤グリッターグルー(ラメのり) ⑥マニュキュア
⑦水彩絵の具 ⑧アクリル絵の具(パール色) ⑨ニス>
※蓋付きの木箱は、100円ショップのキャンドゥで購入しました。アクリルパーツは、作りたい世界観に合ったパーツを用意してください。粘土は、重さのある紙粘土ではなく、軽くてヒビの入りにくい木粉粘土を使いました。
キラキラアートボックスの作り方
<工作・クラフトのメイキング動画>
箱の中にアクリルパーツを並べて、最初に構図を決めます。貝殻を太陽に見立て、カラフルなイルカを虹の光に見立て、光り輝く海の世界を表現することにしました。…イルカたちが海中から飛び出しているようにも見えますね。
箱に木粉粘土を敷き詰めたら、アクリルパーツを押し込みます。箱の厚みを生かして、粘土もパーツも高低差をつけて立体的に配置すると面白いです。貝殻の透明のパーツには、油性マジックで着彩を施してみました。
アクリルパーツをボンドで一つずつくっつけます。粘土だけだと取れてしまう可能性があるので。
蓋の裏側にニスを垂らして、泡を表現します。重ねた時の全体の構図を考えながら作業します。完全に乾かすまで触らないように置いておきます。
粘土と箱を着彩します。基本的に水彩絵の具でも大丈夫すが、光らせたい部分には、アクリル絵の具パールブルーを塗りました。アクリルパーツにも、絵の具やマジックで少し着彩すると一体感が出ます。箱の内側の面も色を塗り忘れないようにしてください。
グリッターのりで飾りつけをします。ラメの入ったマニュキュアを垂らしても綺麗です。海中のきらめきを表現してみました。
粘土、パーツ、箱…全体にニスを塗ります。垂らすようにしてたくさん塗ると、光沢感が増してより輝きます。レジンの作品みたいになりました。マニュキュアやニスは匂いがきついので、窓を開けるなどの換気をして作業しましょう。
蓋の部分の泡にもグリッターのりをつけて輝かせてみました。また、箱の淵は額縁になるので、模様を付けるなどして綺麗に飾り付けると素敵です。
蓋を重ねると、立体感のある作品になりました。見る角度によって、輝き方と見え方が変わってくるのが面白いです。思い出の写真を入れて、フォトフレームのような作品にしても素敵かと思います。みなさんも、大好きな物・大切な物をたくさん詰め込んで、美しい作品を作ってみて下さい。