華やかな花火をイメージした花火模様の甚平を、カラービニール袋で作成してみました。作業工程は大きく分けて、上着、ズボンの二つです。針と糸を使って布を縫ったりせずに作ってみました。普通の着物を作りたい場合の参考にもなるかと思います。
甚平を作るのに必要なもの
用意する材料
<①カラービニール袋(紫色2枚、水色2枚) ②ホロクラムテープ(青、金、銀など) ③キラキラリボン ④星のシール ⑤ゴム紐 ⑥セロハンテープ ⑦両面テープ ⑧ファスナーテープ>
今回は、120cmの子供サイズで作ってみました。
※②~⑧は100円ショップで購入できます。
用意する道具
<・ハサミ ・定規 >
甚平の作り方
甚平の上着
最初に、ベストの形状を作ります。紫色と水色のビニール袋を二重にして作りました。(一重だと透けてしまいます。)服の裏側から作ります。背中は直線に切って繋なぎ合わせるのでよいのですが、正面は襟が左右に重なるように形状を作ります。
袖口の部分に穴を開け、脇はセロハンテープでふさぎます。元々袋の輪っかになっている部分はそのまま利用します。
紫色と水色のビニール袋で二重になっている部分を両面テープで貼り付けます。袖は水色のビニール袋を一重で作りました。袖の端はセロハンテープでふさいでいきます。袖が完成したら、ベストの形状の袖口と合わせてセロハンテープで繋ぎ合わせます。出来たら上着をひっくり返して表にします。(上の写真はひっくり返した状態の画像です。紫色が上、水色が下地の甚平にしました。)ホログラムテープと余ったビニール袋の切れ端をくっつけて衿を作ります。
ほどよい長さと幅に切った衿を、本体の上着の内側からセロハンテープで貼っていきます。
左側の衿が上にきます。上着を着た時にはだけないようにするため、衿の下にファスナーテープを付けます。肩の境に細く切ったホログラムテープを貼ると、甚平っぽい感じになります。
華やかな飾りをつけていきます。キラキラのホログラムテープや星のシールを使って、甚平の上着全体に模様をつけていきました。花火や流れ星を表現してみました。左脇の結び紐は、リボンを貼り付けて表現してみました。
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甚平のズボン
紫色と水色のビニール袋を二重にして、丈の短い紫色が上、丈の長い水色が下にくるズボンを作りました。膝くらいの丈のズボンです。服の裏側から作ります。紫色と水色のビニール袋を輪っかの形状にして重ねたら、股に切り込みを入れます。二枚の袋の上部をズレないようにテープで留めたら、ズボンの股の部分をセロハンテープでふさぎます。
ウエストにゴム紐を通します。ズボンの上部に両面テープを貼り付け、ゴム紐を包み込むようにしながら留めていきます。
ズボンをはいてゴム紐の長さを調整したら、ゴム紐を結んで切ります。ズボンをひっくり返したら完成です。
夏っぽいイメージの甚平が出来上がりました。キラキラのホログラムテープは、濃い紫色の地に映えますね☆彡
甚平は女の子でもOKですが、女の子用に浴衣ドレスも作ってみました。↑こうやって着て並んでみると、織姫と彦星みたいですね。七夕やお祭りなど夏のイベントなどに使えるかと思います♪みさんもぜひ作ってみてください!
花火の甚平に合わせて女の子用の花火の髪飾りも作ってみました。